収益向上による経営改善
~「提言」だけでなく、収益改善の「実行」を支援する~

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医療機関は、地域住民にとってなくてはならない存在です。医療行政がどのように変化したとしても、そこに医療サービスを必要とされている方がいる限り、地域にとって良質な医療を“継続的”に提供できる医業経営を追求していかなければならないと考えています。
そのような医業経営の実現のためには、「医療の質の維持・向上」「経営の効率化」、2つの命題の実現が同時に求められています。
さらに、目まぐるしく変化する環境の中、医療機関が地域に欠かせない存在として、更に発展していくためには、その変化を柔軟に受入れ対応していく「組織風土の醸成」が最も大きな課題といえます。
私たち医療総研は、地域にとって良質な医療を“継続的”に提供できる医業経営の支援者として、伴走してまいります。
  • 内部・外部の分析を通じて、課題点を誰の目から見ても明らかとなるように整理・提示いたします。
  • 経営改善策は、中長期を見据えながら実行・実現可能性の高い計画を立案いたします。
  • 経営改善の実現のために様々な組織的な課題などにも対応しながら、ファシリテーター(中立的な支援者)として、改善策の実行支援と職員の意識改革に貢献いたします。

経営診断・分析

貴院の経営的な課題や収支改善の可能な部分を明らかにするため、財務、診療報酬、地域医療などの多角的な視点から客観的な分析を実施し、経営改善のための具体的な提言・提案をいたします。

市場調査(需要・供給予測等)

公開データや病床機能報告などの膨大な情報を解析し、2025年さらにはその先の2040年を見据えた形で、貴院を取り巻く地域の医療資源の供給状態、ならびに患者需要の動向を調査いたします。患者需要では、疾患別だけでなく、医療機能などの政策的情報も加味し、今度の経営判断に役立つよう総合的な調査を実施します。

財務分析(PL/BS/CF)

他の同規模の黒字病院とのベンチマーク比較から、貴院の財務状況における課題点を洗い出します、将来にわたって健全な経営を持続するために必要な収入/利益と現状の体制に基づく将来推移の差を明らかにし、中長期的な課題整理を行います。

患者分析(在院期間・医療行為等)

改善施策を立案するためには、詳細な「患者分析」の実施が何よりも重要です。当社では、多数のコンサルティング経験に基づく、在院期間や医療行為などの様々な切り口から分析を行い、貴院で改善できる箇所を明確化いたします。

職員体制と施設基準の確認

医療機関の職員体制(医師、看護職員、コメディカル等)および現状届け出している施設基準に基づき、貴院で算定の可能性の高い施設基準をリストアップし、届け出へ向けた現状の課題点の整理および算定のために必要な取り組みの提案をいたします。

部門別収支分析

部門別の収支分析では、単に赤字経営の部門を特定するのではなく、他の病医院の分析経験による知見から、各部門の特徴を加味し、真の課題のある分野の特定を行います。その後、ヒアリング等を通じて、課題の追求・改善施策の提案につなげます。

病棟再編シミュレーション

貴院の病棟構成について、入院患者の実態、職員体制、診療報酬・施設基準、今後の医療制度改革等を総合的に加味したうえで、貴院に適した病棟再編案を検討いたします。その際、現状と比べて、診療収入・患者単価がどのように変化するのか綿密なシミュレーションを行い、経営的メリットを明示いたします。

改善策の実行と定着支援

経営改善に向けたプロジェクト会議などにも参画し、経営改善策の進捗管理を行いながら、自ら思考して課題解決を行える組織風土の醸成を行っていきます。また計画の策定後においても、診療報酬改定への対応等が適宜必要となります。当初の改革の方向性を堅持し、経営計画が予定通り達成されるように助言・提案をいたします。

プロジェクト会議の発足

経営改善を中心的に推進していくメンバーを選出し、プロジェクト会議を発足します。そこに当社のコンサルタントも加わり、アクションプランが計画どおり進めるように支援をしつつ、課題解決に向けて主体的に行動できる職員の意識改革をおこなっていきます。

アクションプランの進捗管理

アクションプランの進捗状況を適切にマネジメントするために、当社では重要な事項についてKPI(Key Performance Indicator)を設定し、課題点が即座に明確化され、各担当者が逐一対応できるよう支援をいたします。

経営会議への参画

改革の実行においては、様々な課題や新たな問題が発生してくることが多々あります。その中には、経営的判断が必要となる事項も含まれることから、当社が経営顧問の立場として経営会議等に出席し、経営者をサポートすべく、適切な助言・提言をいたします。