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ボランチ

VOLANTE
医業経営にとって不可欠な要素のひとつとして、「医療を取り巻く環境の変化を正しく把握し、それらを的確に経営戦略へと結びつける」ことが挙げられます。
“ボランチ”は、厚生労働省等の行政機関からの正確な情報を基に編成されており、この先の医業経営の道標としてご活用いただいております。

最新号サンプル

2025年7月・8月号 Vol.160

2026年度診療報酬改定に向けた論点整理
~患者高齢化への対応や急性期機能の維持・確保など~

2026年度診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会(以下、中医協)では議論が行われております。
2025年6月25日に開催された中医協総会では、人口動態・医療需要の動向、医療提供施設および医療従事者の状況、医療提供体制に関する取り組みなどの観点から、現状の課題について総論的に整理されました。
本稿では、その内容の一部をご紹介します。

我が国の人口については、全国的に生産年齢人口を中心に減少し、85歳以上を中心とした高齢者数は、2040年頃のピークまで増加すると見込まれています。
ただし地域ごとにみると、高齢者人口については、大都市部を中心に増加するものの、過疎地域を中心に減少することが見込まれており
、地域差があることがわかります(図表1)。
この地域差が問題解決の複雑性を増している要因といえます。
一方、生産年齢人口はほぼ全ての地域で減少することが見込まれています。
 そのような人口動態の中、2040 年の医療需要については、仮に受療率が将来にわたって現在と変わらないと仮定した場合、入院医療については次の2点について注目されています。
1つ目は、2020年と比較して85歳以上の高齢者の救急搬送は75%増加すると見込まれています。
2つ目は、多くの医療資源を要する手術については、全ての診療領域で、2020年から2040年にかけて、半数以上の構想区域において手術件数が減少することが見込まれています(図表2)。

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バックナンバー

2025年

2024年

2023年

2022年

ボランチ 2022年11-12月号
Vol.144


「医療DXにより実現される社会」の共有、オンライン資格確認がその基盤
10月12日に、医療DX推進本部の初会合
後期高齢者の窓口負担割合の引き上げにおける配慮措置
2022年10月から、一部負担割合引き上げと配慮措置

ボランチ 2022年9-10月号
Vol.143


看護職員処遇改善評価料の新設
8月10日中医協総会で答申、2022年10月から実施。
オンライン資格確認の導入の原則義務付け
8月10日中医協総会で答申、2023年4月から義務付け

ボランチ 2022年7-8月号
Vol.142


外来医療の機能の明確化・連携に向けて
「紹介受診重点医療機関」が2023年4月から、「外来機能報告制度」は今年度からスタート。
「骨太方針2022」が閣議決定
「骨太方針2022」が6月7日に閣議決定され、医療関連についても今後の方向性が示された。

ボランチ 2022年5-6月号
Vol.141


令和4年度診療報酬改定
感染防止対策関連に多くの疑義解釈通知
~「届出時」における研修実施や訓練参加
などの実績不要~
地域医療構想の進捗状況
2025年のゴールに向け残り3年となった現在、病床再編の進捗状況を確認する

ボランチ 2022年3-4月号
Vol.140


特集:令和4年度診療報酬改定
2022年2月9日に中医協が答申
入院、外来を中心に、新型コロナ感染症対応、
医師等の働き方改革を含め特集

ボランチ 2022年1-2月号
Vol.139


地域医療構想、再検証対象病院の4割が合意済み
新潟「上越」「佐渡」、広島「尾三」が新たな重点支援区域に
令和4年度診療報酬改定
中医協総会にて基本方針を発表

2021年

ボランチ 2021年11-12月号
Vol.138


「医療資源を重点的に活用する外来」の絞り込みに向けた議論が本格化
国の示す基準値や呼称などの具体的検討へ
次期診療報酬改定に向けた基本認識、視点、方向性等を提示
社会保障審議会 医療保険部会

ボランチ 2021年9-10月号
Vol.137


医師の働き方改革、5段階評価で実施
3つの評価視点とS~Dの5段階評価案
D判定病院には訪問評価が必要
2025年までに求められる
「効率的で質の高い医療提供体制の整備」今後の課題

ボランチ 2021年7-8月号
Vol.136


第8次医療計画の検討会がスタート
「新興感染症対策」の追加、ほか「地域医療構想」
「医師配置」「外来医療」など3つのWGも設置
規制改革実施計画を閣議決定
オンライン診療・オンライン服薬指導の特例措置の恒久化

ボランチ 2021年5-6月号
Vol.135


医療法等の一部改正のチェックポイント
医師の働き方、タスクシフト/シェアの推進
外来医療の機能の明確化・連携など
2025年まで残り4年!?
「効率的で質の高い医療提供体制の整備」これまでの取り組みを見る

ボランチ 2021年3-4月号
Vol.134


2021年度介護報酬改定
COVID-19対応で基本報酬0.1%上乗せ
感染症対策や業務継続に向けた取り組み強化
オンライン資格確認の直近動向
カードリーダー申し込み率34.3%と低迷オンライン資格確認が進まない要因は?

ボランチ 2021年1-2月号
Vol.133


全世代型社会保障改革の方針が決定
後期高齢者の医療費窓口負担の見直し
紹介状なしで負担徴収義務の拡大・徴収額引上げ
電子カルテの移行もしやすくなる!?
電子カルテ等医療情報システム標準化の現状

2020年

ボランチ 2020年11-12月号
Vol.132


新型コロナ感染症をきっかけにオンライン診療は普及はするのか?
2020年度診療報酬改定でどう変わった?
新型コロナの時限的措置で初診から算定可能に
オンラインによる健康保険証の資格確認が2021年3月からスタート

ボランチ 2020年9-10月号
Vol.131


医業経営に与えた新型コロナの影響を考える
病院は軒並み経営悪化、賞与も約3割が減額・不支給
急性期・地域包括ケアで、とりわけ経営が逼迫
耳鼻科・小児科クリニックが突出して患者減
コロナ後の経営環境はどう変化するか

ボランチ 2020年7-8月号
Vol.130


新型コロナ対策、過去最大31兆円の補正予算の内容とは!?
コロナ影響で病院経営、4月利益率▲9%と低迷
医療従事者等1人あたり最大20万円の慰労金
病床確保料、1床あたり最大30.1万円の支援
院内感染防止対策費用へ支援金
介護、障害分野にもコロナ支援金交付

ボランチ 2020年5-6月号
Vol.129


新型コロナ感染拡大 最前線の医療現場を診療報酬でもサポート
夜勤時間数1割以上の変動でも届出不要
電話等での初診を認め、214点算定可
病床規模別に役割を示唆⁉
400床以上の病院はさらに急性期度の向上を求められる

ボランチ 2020年3-4月号
Vol.128


2020年度診療報酬改定のポイント解説
重点課題は『働き方改革』
救急医療体制の充実を大きく評価
常勤換算は週3日かつ22時間以上に緩和
医師事務作業補助体制加算などの評価充実
急性期看護必要度、入院料1は31%へ
業務効率化に向けたICT活用の推進

ボランチ 2020年1-2月号
Vol.127


三位一体改革と診療報酬改定
医師等の働き方改革
2020年度改定の重点課題
経営環境厳しい折、経営資源の再点検を
病棟における廊下幅の在り方を見直しすることにより大幅な増収・増益を実現したコンサルティング事例とは

2019年

ボランチ 2019年11-12月号
Vol.126


再検証要請の公立・公的病院を公表
担うべき役割や機能別病床数の再検討を要請する医療機関名の公表のねらいは?
医師から他業種へタスク・シフト検討開始
検討対象となる医師の6分野・286の業務や行為とは?
期待されるナース・プラクテイショナー制度の行方は?

ボランチ 2019年9-10月号
Vol.125


10月から消費増税対応の新点数に
消費税増税対応の診療報酬改定の内容をもう一度確認しておきましょう
2018年度診療報酬改定半年後の影響
療養2のその後の届け出変更内容と今後の方向性は?

ボランチ 2019年7-8月号
Vol.124


10月から消費増税対応の新点数に
消費税増税対応の診療報酬改定の内容をもう一度確認しておきましょう
2018年度診療報酬改定半年後の影響
療養2のその後の届け出変更内容と今後の方向性は?

ボランチ 2019年5-6月号
Vol.123


適正なオンライン診療を促進
5月を目処に指針を見直し
訪問看護師等の役割に期待
平成の診療報酬改定を振り返る
その時々の政治的・経済的時代背景により、大きな変化が

ボランチ 2019年3-4月号
Vol.122


医師偏在格差2倍!最少は岩手県
医師偏在解消に向けた議論が大詰めに
都道府県別医師偏在指標の順位を公表
充実する自動車事故被害者支援
2019年度予算にみられる国土交通省の取り組み

ボランチ 2019年1-2月号
Vol.121


約3割の病院が改定により「減益」
診療報酬改定後の影響調査結果を公開
「医療費の仕組みと基本」第2版 発売
2018年度診療報酬改定ポイント早わかり!
医療費の仕組みを体系的に解説

2018年

ボランチ 2018年11-12月号
Vol.120


診療報酬改定でも後押し
「働き方改革」の推進による勤務環境の改善
充実評価された入退院支援
入院“後”ではなく入院“前”からの
退院支援に手厚い加算が新設

ボランチ 2018年9-10月号
Vol.119


2040年 社会保障の見通し
医療・介護給付費用は大きく増加し90兆円を突破
実績指数37以上が必要に
2018年度診療報酬改定で回復期
リハ病棟入院料1の算定要件

ボランチ 2018年7-8月号
Vol.118


介護医療院への転換を促進
介護医療院への転換を促すため
一部基準の緩和や加算を新設
40ポイント以上で加算型老健に
2018年度介護報酬改定で在宅復帰・在宅療養支援等指標を新設

ボランチ 2018年5-6月号
Vol.117


今年の診療報酬改定のポイント
「二次救急への対応」「看護補助者との業務分担」が主なキーワード
介護医療院への転換検討事例
改定に伴い大幅な減収に直面する療養病院が、介護医療院への転換を模索

ボランチ 2018年3-4月号
Vol.116


一般病棟の入院料を細分化
2018年度の診療報酬改定が明らかに
一般病棟などの入院料を見直しへ
医師偏在対策、国会に法案提出へ
都道府県の役割・権限強化など大きく三つの対策案が示される

ボランチ 2018年1-2月号
Vol.115


一般病院の医業収益+0.4%
第21回医療経済実態調査の結果公表
一般病院では人件費の伸びが収益を上回る
非稼働病棟、全国に3万床余り
非稼働病棟をもつ医療機関に対し、地域医療構想調整会議への出席求める
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