2020.05.01

『2020年度診療報酬改定ポイント早わかり!医療費の仕組みを体系的に解説』新書発売

新型コロナウイルス感染拡大が猛威を奮っている中、医療現場の最前線で診療やケアにあたって下さっている医療機関の皆さま、また我々の生活を維持するためにウイルス感染の危険がある中、業務にあたって下さっている皆さま、心より感謝申し上げます。

そのよう中、大変恐縮ではございますが、このたび弊社で執筆いたしました「医療費の仕組みと基本がよ~くわかる本 」の第3版が、4月28日から全国の各書店より発売されました。2020年度診療報酬改定の方向性を踏まえた最新版です。2025年医療制度改革に向けての現状分析、対策にも触れており、病院・診療所の経営管理、医療事務従事者はもちろん、製薬・医薬品卸・医療機器メーカー営業の方などにも必須の1冊となっております。

ぜひお手にとって、ご覧いただけましたら幸いです。


★図解入門ビジネス 最新医療費の仕組みと基本がよ~くわかる本[第3版](秀和システム)
こちらからご購入いただけます。



<本書『はじめに』により>
西暦2020年は、全世界で歴史的な年となりました。新型コロナウイルスが発生し、世界の国々で罹患者が続出、世界中の人々を恐怖に陥れるという事態になっています。本書執筆中においても、拡大の一途をたどっている状況です。特にヨーロッパの一部の国では財政的な理由から医療提供体制を縮小した影響もあり、医療崩壊ともいえる危機的な状況となっています。これはある意味、経済を優先した人間に対する警鐘といえるかもしれません。

本稿を執筆している2020年4月1日現在、我が国日本では他国に比べると爆発的な広がりは見せておらず、政府・各自治体の対応にいろいろ批判はあったものの、国民皆保険制度のもと、ある一定の秩序が保たれているように見えます。

我が国においても少子高齢化の影響で医療費抑制の制度改革が進められていることはご承知のとおりですが、今回のコロナ騒ぎで見直しを求められるかもしれません。ただ、そうはいっても今後の社会保障費の増大と税収・保険料収入の減少は不可避であり、医療制度改革のスピードを緩めることはできません。

そういった状況の中で、私たち国民は医療費の抑制を国・政府だけに頼ることなく、自らの手で実現をしていく必要があるといえます。

本書も皆様の医療に関係する知識向上に役立てるよう、第1版より医療費の仕組みをわかりやすく解説してまいりました。おかげさまで版を重ねることができ、今回第3版を発行することとなりました。

2020年は世界的災禍の中での診療報酬改定となりましたが、本第3版は、少子高齢化の中での働き方改革、医療提供体制の機能分化・強化および地域包括ケアシステムの構築・推進という、コロナ問題とは別の国家的課題に対する制度改革を解説するとともに、医療機関における対応策についても言及しています。

今後国民一人ひとりが、医療制度改革や医療費について自らの問題であるという自覚を高めるとともに、医療費抑制、医療・介護保険制度の健全な維持・発展を実現していくために、本書がその一助になるよう願ってやみません。